YouTubeで話題を呼んでいるチャンネル「コースケTV」。
政治・芸能・社会問題まで、切り口鋭く分かりやすい語り口で、10万人以上の登録者数を誇っています。
しかし、ネット上では「コースケTVは何者?」「怪しい」「正体がわからない」「信頼できるの?」といった声も散見されます。
この記事では、実際の動画内容や本人の発言、書き起こしなどをもとに、コースケTVの正体や経歴、信頼性について徹底的に解説します。
コースケTVは何者?正体は明治大学出身の元・お笑い志望の一般人
コースケさん本人は、自身の動画内でその経歴や人生をかなり赤裸々に語っています。
まず明らかになっている情報を整理すると、以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 非公開 |
| 出身大学 | 明治大学(文系) |
| 学生時代の所属 | 落語研究会(お笑い志望) |
| 就職 | 新卒で企業に就職(2005〜2006年頃) |
| 退職 | 約2年半で退職 |
| 起業 | 家族経営の事業に参加、その後失敗 |
| 海外経験 | 韓国・ベトナムなど(トラブル経験も) |
| YouTube開始 | 2021年頃、本格的に活動開始 |
特筆すべきは、もともと芸人を目指していたことです。
落語研究会に入りながら、漫才やコントを志していたものの、当時は結果が出ずに断念。しかし「喋るのが好き」という気持ちは変わらず、後にその想いがYouTube活動へとつながっていきます。
この点からも、表現者としての土台があった人物であることは間違いありません。
コースケTV「怪しい」という噂の真相
人気が出れば出るほど、疑いの目を向けられるのがインターネットの常です。
コースケTVが「怪しい」と言われてしまう理由は大きく分けて3つあります。
顔出しで強い主張をするスタイル
他のYouTuberと違い、コースケさんは顔出しで政治・芸能・社会問題をバッサリ語るスタイルです。
表情もトーンもかなり熱く、時に「過激」と思われるほど強い意見を述べることもあります。
こうした主張が苦手な人にとっては「怪しい」「信頼できない」と感じられてしまうこともあるでしょう。
扱うテーマがセンシティブ
テレビで報道されない話題、芸能界の裏話、報道の違和感など、センシティブなテーマに踏み込むため、アンチや懐疑的な視聴者から「陰謀論っぽい」と誤解されることも。
ただし、動画を見るとわかるのですが、根拠のない煽りやフェイク情報は極力避けており、自分の意見をはっきり分けて伝えています。
急激なチャンネルの成長
コースケTVは2023年から2024年にかけて急激に登録者を増やし10万人超えを達成。
特に「中井正広問題」「フジテレビ」「芸能界のスキャンダル」などを扱った際に大きくバズりました。
この急成長ぶりに「何か裏があるのでは?」と勘繰る人が出るのは、ある意味仕方ないかもしれません。
コースケさんの経歴まとめ|就職→独立→失敗→YouTubeへ
全平チルへのメッセージ pic.twitter.com/WoVHbg7BiY
— コースケ (@MMArankerKosuke) August 28, 2024
彼の経歴には「リアルな挫折と再挑戦」が詰まっています。
新卒で就職→わずか2年半で退職
2005年〜2006年頃に企業へ就職するも、3年も経たずに退職。
本人曰く、「石の上にも3年」と言われる時代にそれは異例だったが、「時間はお金」と判断して早期にキャリアチェンジ。
起業と海外修行
家族経営の事業を手伝い、さらに韓国へ半年間語学留学を兼ねて渡航。
現地の社長のもとで仕事もしていたが、ほぼ遊んでいたと語っています。
その後、ベトナムでもトラブルに巻き込まれたり、輸入販売業に挑戦するも、最終的には失敗。
無職になりYouTubeへ
「40手前で無職」と語るように、一時的に職を失ったコースケさん。
そこから「自分の人生、好きなことをやろう」と決意し、YouTube活動を本格スタート。
はじめは格闘技ジャンル(スロペロペロ事件など)で注目を集め、のちに「社会派ニュース系」へと進化。今ではニュース・政治・芸能のトピックを分かりやすく語る独自のポジションを確立しています。
コースケTV信頼性は?言葉の裏にある「覚悟」と「責任」
では、コースケTVは本当に信頼できるのか?
これは賛否が分かれるポイントですが、以下のような理由から一定の信頼性は担保されていると考えられます。
ライブ配信や動画内でも、「自分が調べた範囲」「自分の意見」としてきちんと線引きして話しています。
フェイクニュースを断定的に拡散するような発言は避け、「視聴者に判断を委ねる」スタイルを取っています。
裁判リスクも辞さない発言力
実際に「開示請求を受けた経験がある」と語っており、それでも顔出しで活動を続けています。
「公益性があるなら裁判も受けて立つ」と語るなど、自分の発信に対する覚悟と責任感がうかがえます。
華やかな成功ではなく、「スローペースでもコツコツやる」を信条に地道に積み上げた実績があります。
ライブ配信でも「最初は目標10万人なんて言ってなかった」「まずは1,000人から始めた」と語っており、夢を大きく持ちすぎず、現実的な積み重ねで伸ばしてきた背景があります。
まとめ
動画やライブ配信を通じて伝わってくるコースケさんの人柄・性格・価値観を、まとめると以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 話し方 | 熱く語るタイプ。テンポが良く、感情がこもっている |
| ユーモア | 随所に笑いやネタを挟むが、真面目な時は真剣 |
| 誠実さ | 自分の意見に責任を持つ。間違いを認める場面も |
| 人間性 | 家族想い(嫁・子どもの話題も多い) |
| 嫁との関係 | 嫁は顔出しNG。理解ある伴侶との支え合い生活 |
| 視聴者への姿勢 | 丁寧にスパチャに感謝。古参リスナーも大切に |
「どうしようもねぇな」「コツコツ積み上げる」など、印象的な口癖やLINEスタンプを作ろうとしている姿も見られ、視聴者との距離感も近く感じられます。
コースケTVは一見「怪しい」と感じる人もいるかもしれませんが、その実態は紆余曲折を経てきた普通の人間であり、だからこそ視聴者の心に刺さる話ができるのだと思います。
政治・芸能の話題を真正面から取り上げる勇気と、顔出しで意見を伝える姿勢には、一定の信頼性と覚悟が感じられます。
ネットには数多くの「匿名・無責任な発信者」がいる中、コースケTVのような“喋りに責任を持つ”存在は、むしろ希少で貴重な存在と言えるでしょう。
「誰が何を言っているか」だけでなく、「なぜそう言っているか」「どういう立場で言っているか」を理解すれば、コースケTVの魅力はより深く伝わるはずです。